家の寒さ対策を徹底解説: 窓の断熱リフォームで暖かい冬を迎える方法

2024.10.152024.09.27断熱窓ガラスの知識
Pocket

さむsア対策

家の中が寒い、特に窓辺・窓際が寒いと感じていませんか?最近、複層ガラス、トリプルガラスなどの単語を目にされることも多くなっているのではないでしょうか?暖房が効かない!冬場の光熱費に悩まされている!そんな方に家の寒さ対策として窓の断熱リフォームについてお伝えします。

窓の寒さ対策が重要な理由

開口部の断熱リフォームが最重要課題である理由

寒い冬を迎える際、家の中が冷える原因の一つに断熱性の低い窓があります。窓は家の中で最も熱の出入りが激しい部分であり、特に単層ガラスの窓は外気温に影響されやすく、内部の暖気を逃しやすいです。冬場、室内の暖まった暖気は開口部を通して58%も逃げてしまっています。つまり、窓の断熱リフォームを行うことが、家全体の断熱性能を向上させ、暖かい冬を迎えるためには最も効果的な方法ということになります。

冬場の熱の出入り

冬の熱の出入り

単層ガラス、複層ガラス、トリプルガラスなどガラスの構成について

寒さを感じる窓のガラス構成はどうなっているでしょうか?これは窓ガラスを見ていただくことで確認することができます。

単層ガラスと複層ガラス

単層ガラスと複層ガラス

トリプルガラス

トリプルガラス

窓の断熱リフォームの選択肢

二重窓の特徴と効果

二重窓とは、既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付ける方法です。この方法は、窓と窓の間に空気層ができることで断熱性能が向上し、外気温の影響を受けにくくなります。

さらに、二重窓には防音効果もあり、外部の騒音を軽減することができます。ただし、設置にはある程度のスペースが必要であり、窓枠の強度も考慮する必要があります。

内窓の詳細についてはコチラ 「二重窓・内窓・二重サッシとは?構造やメリット・デメリットを解説」|窓リフォーム研究所 

カバー工法のメリットとデメリット

カバー工法は、既存の窓枠の上から新しい窓枠と窓を取り付ける方法です。この方法は、既存の窓を取り外す必要がないため、工事期間が短く、費用も比較的抑えられるというメリットがあります。一方で、既存の窓枠の状態によっては、取り付けが難しい場合があるため、事前の調査が必要です。

また、 カバー工法のデメリットでよく言われるのは、既存の窓の内側に新しい窓を設置するため、窓面積が小さくなり、ガラス交換などに比べるとコストが高い点が挙げられます。

断熱ガラスの交換方法  

断熱ガラスへの交換は、既存の窓ガラスを断熱性能の高いガラスに交換する方法です。断熱ガラスには、Low-E複層ガラスや真空ガラスなどがあります。Low-E複層ガラスは、ガラス表面に特殊なコーティングしたガラスを使った複層ガラスで、熱の伝導を抑え断熱効果があります。ただ、単窓ガラスからLow-E複層ガラスに交換する際には、アッタッチメントと呼ばれる装着部材が必要となり、この箇所が開閉時に緩衝してしまうことがあります。

Low-E複層ガラス(アタッチメント施工)

アタッチメント付き施工

真空ガラスは、ガラスとガラスの間を真空状態にすることで、断熱性能を飛躍的に向上させることができます。単板ガラすからこの真空ガラスに交換することで、窓の断熱性能を大幅に向上させることができます。真空ガラスはその厚さ6ミリ程度であるため、単窓ガラスからの交換に非常に適したガラスとなっています。

単層ガラスから真空ガラスへの交換

真空ガラス

単層ガラスから複層ガラスへの交換

真空ガラス

真空ガラスへの交換で一年を通じて省エネ効果が良い理由

真空ガラスは、断熱性能の高さと耐久性の両方を兼ね備えており、省エネ効果が非常に高いです。真空ガラスは、ガラス間の空気層を真空にすることで、熱の伝導をほぼ完全に遮断します。これにより、冬場の暖房費を大幅に削減することができ、また夏場の冷房費も抑えることができます。

真空ガラスの省エネ性能

真空ガラスの省エネ効果

さらに、真空ガラスは防音効果も高く、外部の騒音を大幅に軽減することができます。

ガラスと音に関する詳細はコチラ 「騒音の原因は窓から?窓の防音・遮音対策の方法とは」|窓リフォーム研究所 

また、複層ガラスは、ガラスとガラスの間の空気層を封着するのに有機材を使用していますが、真空ガラスの真空を保持する真空層は無機材で構成されています。そのため、その真空層は半永久に保持される構造となっています。

窓リフォームの補助金について

対象となるリフォームの種類と条件

近年、「2050カーボンニュートラル社会の実現」を図るとした目的で、国土交通省、経済産業省、環境省などが、窓の断熱リフォームに関する補助事業を複数準備し、窓の断熱化を推進しています。

こういった窓リフォームの補助金を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。一般的には、断熱性能の向上を目的としたリフォームが対象となります。具体的には、二重窓の設置、断熱ガラスへの交換、カバー工法による窓の断熱リフォームなどが補助金の対象となります。

補助金に関する詳細についてはこちら 「【2024年度】窓リフォームに利用できる補助金・助成金制度!支援内容や補助額・申請の流れ」|窓リフォーム研究所 

また、補助金の申請には、専門家による事前の診断や見積が必要となる場合があるため、お近くの専門業者へのお問合せをお勧めします。

 専門業者の検索はこちら  窓なび | あなたの街のガラス屋さんをカンタン検索 (mado2.jp)

補助金申請の手続き方法

補助金申請の手続きは、各自治体によって異なりますが、一般的な流れとしては、以下のようになります。

  • リフォームを行う前に、専門家による診断を受け、見積もりを取得します。
  • 必要な書類を揃えて自治体に申請を行います。
  • 申請が承認され次第、リフォーム工事を行います
  • 工事完了後に再度必要な書類を提出して補助金を受け取る

この流れの中で、申請手続きには時間がかかることがあるため、早めの準備が必要です。

専門家に相談するメリット

その住宅に合った窓リフォームの提案を受ける方法

専門家に相談することで、その住宅に最適な窓リフォームの提案を受けることができます。専門家は、住宅の断熱性能や窓の状態を確認し、二重窓が適しているか、カバー工法が適しているか、真空ガラスの交換が良いのか等、最適なリフォーム方法を提案してくれます。

また、補助金の申請手続きに関するアドバイスも受けることができるため、スムーズにリフォームを進めることができます。

専門家に相談する際のポイント

専門家に相談する際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

まず、リフォームの目的や予算を明確に伝えることが重要です。また、具体的なリフォーム箇所や希望するリフォーム内容についても詳しく伝えると、専門家からより適切な提案を受けることができます。さらに、複数の専門家に相談し、見積を比較することで、最適なリフォームプランを選ぶことができます。

 専門業者の検索はこちら  窓なび | あなたの街のガラス屋さんをカンタン検索 (mado2.jp)

窓ガラスを交換するなら真空ガラス「スペーシア」

窓ガラスの断熱性能向上には、複層ガラスや真空ガラスが効果的というお話をさせていただきましたが、中でもおすすめは、真空ガラス「スペーシア」です。

窓辺の寒さ対策に最適

真空ガラスを施工した際の、窓まわりの温度の変化はどのようになるでしょうか。実際に施工した窓ガラスのサーモグラフィではこのような結果が出ています。

サーモグラフィ

単層ガラス(一枚ガラス)と真空ガラスの室内側での温度はその差約5℃!しっかり窓で断熱できていることが分かります。

また、真空ガラス「スペーシア」を取り付けたユーザー様の声でも全国から、「数年前にもスペーシアにしたので、断熱や結露対策に良く、今回は全ての窓をスペーシアにしました。どの部屋も快適になるので嬉しいです」「エアコンをつけて、暖まるのが早くなった。窓の近くでも寒く感じなくなった」といった声が聞かれています。

スペーシア導入されたお客様の声はコチラ 「全国のお客様の声」|窓リフォーム研究所

夏場の暑さ対策にも最適

夏場の暑い熱も、開口部から73%も入ってきています。真空ガラスにすることで、断熱化を図り、室内の冷房冷気を外に逃がしにくくすることができます。

夏場の熱の出入り

■「真空ガラス スペーシア」商品紹介動画

■「真空ガラス スペーシア」施工紹介動画

まとめ

家の寒さ対策として、窓・窓辺の寒さ対策についてお伝えしてきました。冬場、室内の暖まった熱も、夏場、室内の冷やされた熱も、大部分が開口部(窓)を通して、逃げてしまっていることが分かりました。ご自宅の窓辺が寒いと感じられている場合には、現状の窓ガラスが単層か複層か確認いただき、現在使っている窓ガラスより性能のよい窓ガラスへの断熱リフォームをお勧めします。

お部屋のあらゆるお悩みを解決する真空ガラス

真空ガラススペーシアの資料請求はこちら

The following two tabs change content below.
窓リフォーム研究所

窓リフォーム研究所

日常生活のお悩みを解決するための窓リフォームにまつわるお役立ち情報を配信中!