エアコンが効かない4つの原因とは?窓ガラスの遮熱対策で涼しさアップ!
目次
エアコンが効かない4つの原因
先ず、エアコンが効かなくなる理由にはどのようなことが考えられるのでしょうか?ここでは4つの原因をご紹介します。
原因1. エアコンのフィルターにホコリがたまっている
エアコンのフィルターにほこりが詰まっていると、空気の流れが阻害されて冷房効果が低下します。普段からフィルターを定期的に清掃し、エアコンが効かないとき、先ずはフィルターをチェックしましょう。
原因2. エアコンの冷媒ガス不足
エアコンの冷房プロセスは、基本的には熱移動の原理に基づいていますが、エアコンの冷える仕組みは、室外機内の「冷媒」が運ばれてきた熱い空気を冷やし、室内に冷気を送り込み、熱い空気をまた室外機に運ぶ流れになります。
エアコンの冷媒が不足している場合は、冷房効果が低下します。冷媒の充填が必要な場合は、専門家に修理してもらいましょう。
原因3. エアコンの室外機・室内機の故障
エアコンの室外機に何らかの故障が発生している場合には、冷房が正常に機能しなくなります。冷却ファンの故障やコンプレッサーの故障など、さまざまな要因が考えられますので、フィルターにほこりが詰まっていない場合、冷媒ガスと併せて専門家に確認をお願いしましょう。
また、エアコンの室内機にも故障が起こる可能性があります。センサーの故障やファンの不具合などが原因となりますので、こちらも専門家に点検してもらうことが必要です。
原因4.外部の影響
上記3つは、エアコン本体の問題ですが、外部の要因も考えられます。
アスファルトやコンクリートに蓄積され放射された熱、エンジン排気などの外部の熱源や、日光、窓ガラスの断熱性などがエアコンの効果に影響を与えることがあります。
エアコン自体に問題がないのにエアコンの効きが良くない場合、次に外部の影響についても対策を検討する必要があります。
夏場のエアコン効きが悪い!対策方法と窓ガラスの遮熱対策に注目
ここまで、エアコンの仕組みから、効かない理由をお伝えしてきましたが、夏場のエアコンの効きが悪い場合、どのような対策が考えられるでしょうか。
夏を快適に過ごすためのエアコン対策
夏を快適に過ごすため、エアコンでできる対策としては以下のようなものが考えられます。
エアコンの設定を適切にする
設定温度は、快適な室温を保つために重要です。通常、夏場の室温は25℃~26℃が快適とされており、高温設定にすることで電力消費も抑えられます。
風量や風向きの最適化
エアコンの風向きを上向きに調整することで、室内の暖かい空気が上昇し、冷たい空気が下降する対流効果を活用し、室内温度を均一に保ちながら、エアコンの効率を向上させることができます。また、左右の風向きを交互に変えることで、さらに均一な温度を保つことができます。
天井や壁に直接当たらないように調整
直接風が天井や壁にあたると、空気が反射し、効率的な空気の循環が阻害されることがあります。天井や壁に直接風が当たらないようにすることで、空気の循環効率を高めることができます。また、人は冷たい風が直接当たると不快に感じることもあり、人から吹き出し口を遠ざけることも必要です。
定期的なメンテナンス
汚れたフィルターはエアコンの性能を低下させ、消費電力を増加する原因になります。そのため、エアコンのフィルターを定期的に清掃し、効率的な空気循環を確保しましょう。
タイマー設定
外出時間帯、就寝時など、エアコンが必要ない時間帯には、タイマーを設定し、自動的に停止させることで、無駄な消費電力を抑えることができます。
窓ガラスの遮熱対策でエアコン効果をアップ
エアコン効果をアップさせるために、窓ガラスの遮熱対策が考えられます。この方法としては以下のようなものが挙げられます。
二重窓の設置
二重窓は外気と室内の間に空気層を作ることで断熱効果を高めます。これにより、外部からの熱や冷気の侵入を軽減し、エアコンの効率を向上させることができます。
窓ガラスを遮熱タイプに交換
現在使っているガラスを遮熱ガラスにリフォームすることが可能です。リフォーム用遮熱断熱真空ガラス「スペーシアクール」は日射熱を50%カットすることが可能です。
スペーシアクール|太陽熱51%カット。高遮熱性真空ガラス|【公式】真空ガラス スペーシア (shinku-glass.jp)
ブラインドやカーテンの利用
ブラインドやカーテンを閉めることで直射日光を遮断し、室内温度の上昇を抑えることができます。特に外部からの直射日光が強い場合に効果的です。
遮熱フィルムの利用
遮熱フィルムを窓ガラスに貼ることで、紫外線や赤外線を遮断し、室内の温度上昇を防ぐことができます。遮熱フィルムは様々なタイプがありますが、経年劣化により効果が低下する場合があるため、5年~10年ごとに貼り替えが必要です。
窓ガラスを遮熱するメリットとデメリット
上記で「窓ガラスを遮熱タイプに交換する」という項目を上げましたが、ここでは窓ガラスを遮熱タイプにリフォームするするメリットとデメリットについてお伝えします。
窓ガラスを遮熱するメリット
快適な室内環境
外部からの熱を効果的に遮断するため、室内の温度上昇を抑え、夏場でも涼しい室内環境を維持することができます。
エアコンの効率向上
外部からの熱をガラスで遮断することで、室内の温度を一定に保ち、その結果、エアコンの動作が安定し、効率的に室内の温度を調整することが可能になります。またこれにより消費電力の削減も可能となります。
UVカット効果
上記ご紹介した 遮熱タイプの断熱真空ガラス「スペーシアクール」は約60%のUVをカットすることが可能です。これにより、室内の家具や床などの日焼けや劣化を防ぐことができます。
メリットを活かしたエアコン効果の向上
窓ガラスの遮熱リフォームすることでのエアコン効果を挙げるとすると、以下のような側面が考えられます。
エアコンの負担軽減
窓ガラスの遮熱リフォームで、室内の温度が安定するため、エアコンの負荷が軽減され、これにより、エアコンの寿命を延ばすことができます。
窓ガラスを遮熱するデメリット
リフォームコスト
遮熱タイプのガラスは通常のガラスより高価であることが多いため、リフォームコストがかさむ可能性があります。現在、環境省、国土交通省、経済産業省などが、「カーボンニュートラルの達成」を目指し、様々な補助制度を展開しています。2024年度は住宅だけでなく、ビル、ホテルなどにも活用できる補助金が発表されているので、併せて検討することをお勧めします。
窓リフォームに利用できる補助金・助成金制度!支援内容や補助額・申請の流れ|窓リフォーム研究所
光透過性の低下
遮熱タイプのガラスは、外部からの熱を遮断するため、光の透過性を低下させることがあります。そのため、室内が若干暗くなったり、室内に入ってくる日光の利用が制限される場合があります。
デメリットを解消するための対策
上記のようなデメリットを考慮すると、窓ガラスの遮熱リフォームを行う場合には室内の明るさへの対策が必要だと考えられます。この問題を解消するためには、事前に窓ガラスの可視光透過率をチェックして明るさに影響の少ないものを選ぶことや、他の窓や照明をうまく活用し、室内の明るさを補うことが重要です。
効果的なエアコン対策に最適な窓ガラス「スペーシアクール」
真空ガラス「スペーシアクール」とは
「スペーシアクール」とは、2枚のガラスの間に真空層を設け、真空層と遮熱高断熱Low-E膜により、夏は日射熱を反射し、冷房負荷を軽減。さらに冬は暖房負荷を軽減し、夏は涼しく、冬は暖かい居住空間を実現する窓ガラスです。
真空ガラス「スペーシアクール」の効果
夏の日差しを51%カット
その効果は通常の一枚ガラスと比較しても約4倍です。
■一枚ガラスとの遮熱性能の比較
紫外線を約60%カット
家具やカーテンの色褪せ、変色の原因となる紫外線の侵入を約60%カットします。
夏だけはなく冬にも効果を発揮
2枚のガラスの間にある真空層が、一枚ガラスの約6倍の断熱性能を実現。冬の窓際の寒さや結露の軽減に効果が期待できます。
■断熱性能の比較
省エネ効果
冷房効率を高めることができるので、エアコン代を削減することが可能です。
また、「スペーシアクール」は取替がとっても簡単なので、大がかりなリフォーム工事を行わなくても設置することが可能です。
■「真空ガラス スペーシア」 施工紹介動画
真空ガラス「スペーシアクール」の詳細はこちら
スペーシアクール|太陽熱51%カット。高遮熱性真空ガラス|【公式】真空ガラス スペーシア (shinku-glass.jp)
まとめ
エアコンの効きに関しては、エアコン本体のメンテナンス、清掃・クリーニングなどとともに、エアコンを使用する室内環境の見直しも必要であることが分かりました。窓の遮熱断熱リフォームを実施し、エアコンの稼働負荷を減らし、室内の快適性を安定させませんか。
窓リフォーム研究所
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