効果的な窓の遮熱対策とは?暑さや日差し対策は窓ガラスから

2020.11.06窓ガラスの知識
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グリーンカーテン

毎年必ずやってくる暑い夏。特に最近は地球温暖化の影響もあり、年々厳しさを増しているように感じます。クーラーの効いた部屋で一日中過ごしていても「暑い」、「冷房が効かない」などのお悩みもつきないもの。今回はそんな暑さに関するお悩みを解消する対策について、ご紹介していきます。

こんなお悩みには遮熱対策

まずは、暑さにまつわるお悩みからみていきましょう。

 

部屋の中でも日差しが強い

特に西面に窓があると夏場の日差しは強烈です。

太陽の日差しでカーテンや家具が色褪せてしまう

肌が日焼けするのと同じですが、太陽の日差しに含まれている紫外線によって色褪せが発生してしまいます。

冷房が効かない、電気代がかかる

一日中クーラーをつけっぱなしにしていると、「電気代の請求書を見てビックリ」なんていうことも良くありますよね。

その他にも夏場には、「家の中で熱中症に注意」なんていう話も最近良く耳にしますね。とにかく暑さをなんとかしたいというのは誰もが抱えている悩みかと思います。

ここでずばりいいます。

もし、今ご紹介したお悩みを一つでも抱えていたら、窓の遮熱対策をオススメします。

遮熱とは?

そもそも「遮熱」とはどのようなことを意味しているのでしょうか。似たような言葉で「断熱」というワードも存在していたりしますね。みなさんはその違いをご存知でしょうか?

「遮熱」は、太陽熱(日射)を吸収したり、反射したりしながら外部の熱を室内に侵入させないことを示しています。つまり、暑い夏においては「遮熱」対策を講じることが有効になってくるのです。一方「断熱」は、室内の熱を外部に壁や開口部(窓)などを通じて逃がさないことをいいます。したがって、冬に暖房で暖めた室内の熱を外に逃がさないためには、「断熱」対策が重要となってきます。

では、なぜ窓の遮熱対策がオススメなのでしょうか?

こちらのイラストをご覧いただくと、よりお分かりいただけるのではないでしょうか。

夏外から入ってくる熱

こちらは夏場に家の中に入ってくる外気の熱の割合を示したものです。一目瞭然ですよね。実に家の中へ侵入してくる熱の約73%が開口部(窓)から入ってきてしまうのです。壁や屋根などと比較しても、圧倒的に高い割合です。また、家具やカーテンなどの色褪せの原因となる紫外線も開口部(窓)から家の中に侵入してきます。

つまり、夏の遮熱対策としては、一番のウィークポイントとなっている窓に対策を行うことがとっても効果的なんです。

主な遮熱対策

ここからは主な窓の遮熱対策と、それぞれの対策のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

遮熱効果のあるカーテンに替える

遮熱カーテンには、厚地タイプのものとレースタイプのものがあります。厚地タイプのものは強烈な太陽光でもブロックしますが、部屋が暗くなるというマイナス面もあります。一方、レースタイプのものは明るさも取り入れるため、厚地タイプのものと比べると部屋が暗くなる心配はありませんが、遮熱効果は厚地のものと比較して劣ります。

簾(すだれ)、葦簀(よしず)

似たようなもので混同されがちですが、材質や使い方が異なっています。共に日本古来より伝わる暑さ対策の手法です。まさに先人の知恵ですね。簾(すだれ)は主に竹でできており、窓の上から吊るすことでカーテンやブラインド替わりとして使用するものです。デメリットとしては、外に吊るすと汚れが気になる点や、雨風に曝されるので耐久性が心配です。葦簀(よしず)は、葦で主にできており、室外に立てかけて使用することで遮熱対策を行うことができます。幅が約180㎝と大きいサイズで統一されているため、窓のサイズによっては扱いにくくなります。

遮熱フィルム・遮熱シート

主に室内側のガラスの表面にフィルムやシートを貼り付けることで遮熱効果を図るもので、安価なものから存在しており、DIY的に自分で貼り付けることも可能です。但し、フィルムやシート自体が傷付きやすく耐久性がきになる点や、不透明な型模様が入ったガラスや網が入っているガラス等、ガラスの種類によっては取り付けが出来ないことがあります。また、フィルムを貼ることでガラスが割れるケースもあり注意が必要です。

遮熱塗料

ガラス表面に塗料を塗ることでフィルムやシート同様の遮熱対策を狙ったものです。耐久性が心配だったり、有機溶剤を使用するため、施工時にしっかりとした換気が必要となります。

悩みを解決するなら窓ガラスの交換がおすすめ!

 いくつか遮熱対策をご紹介してきましたが、最も効果的でオススメなのが窓ガラス自体を取り替えることによって、遮熱対策を行う方法です。オススメする理由としては、今までご紹介してきた対策法と比較して、以下の点が挙げられます。

  • ガラス自体に遮熱性能があるので、部屋が極端に暗くなることがない
  • 様々な窓の種類やサイズに対応可能
  • ガラスの種類によっては夏場の遮熱対策だけでなく、冬場の断熱対策にもなる
  • 高い省エネ効果が期待できる
  • 他の対策と比較し耐久性がある

窓ガラスにはいくつか種類がありますが、遮熱性能の高い窓ガラスという製品自体が存在しております。

窓のガラスの種類と特徴についてはこちらで詳しくご紹介しています。

窓ガラスの遮熱性能を評価するものに日射熱取得率というものがあります。日射熱取得率は、窓ガラスに注ぎ込まれた太陽熱(日射熱)が、室内に伝わる割合をパーセントで表したものです。別名として日射侵入率なんていう呼ばれ方をすることもあります。そして、この値が小さい程、遮熱性能が良いといえます。

遮熱性能のある複層ガラス

日射熱取得率で考えたとき、通常の一枚ガラスは日射熱を90%近くも室内に伝えてしまい、室温はその分上昇します。しかし、日射熱取得率の低いガラスを使用すると、遮熱性能があるので、太陽熱の侵入を大幅に防ぎ、夏の室温上昇を抑えることが可能となるのです。

下記の写真は、ガラスの向こう側に電球(白熱電球)を配置して、夏の太陽の日射熱を再現したもので、左側が「一枚ガラス」で、右側が「遮熱性能のあるガラス」となります。こちらをご覧いただくと明らかに大きな温度差が発生しているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

遮熱デモ機

※ガラスの奥は太陽光をも強力な電球を設置しています。

ここまで差がでると、「一枚ガラス」と「遮熱性能のあるガラス」の違いが気になりますよね。

「遮熱性能のあるガラス」というのは、一般的にLow-E複層ガラス(真空ガラス)と呼ばれるもので、2枚のガラスで構成された複層構造になっています。

Low-Eガラスとは中空層側ガラスの表面に特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことで、このLow-E膜が太陽からの日射熱を吸収・反射することで、遮熱効果を発揮します。ちなみにLow-Eとは英語の「Low emissivity」の略語で日本語に訳すと「低放射」という意味になります。

夏の暑さは太陽からの放射によるエネルギーが源なので、Low-Eガラスにはその放射を和らげる効果があります。またLow-Eガラスは太陽からの熱エネルギーだけでなく、カーテンや家具の色褪せの原因となる紫外線もカットするので、高いUVカット効果も発揮します。

日射遮蔽型Low-E複層ガラス

遮熱対策に最適な窓ガラス「スペーシアクール」

窓リフォームによる遮熱効果の優位性についてご説明してきましたが、その中でも最もオススメなのが真空ガラス「スペーシアクール」による窓リフォームです。「スペーシアクール」の利点としては、以下の点が挙げられます。

  • 遮熱効果の高いLow-Eガラスを使用している
  • 2枚のガラスの間に2ミリの真空層があり、乾燥空気を中空層に封入したLow-E複層ガラスよりも高い断熱性能を発揮する(=省エネ効果も高い)
  • 取替がとっても簡単
  • 高いUVカット効果も期待できる

真空ガラス「スペーシアクール」遮熱性能比較

クール遮熱性能

特にリフォームの場合は、「取替がとっても簡単」という点が大きなポイントで、「スペーシアクール」なら今お使いの窓に納まっているガラスを交換するという、とっても簡単なリフォームで高い遮熱効果を期待することができます。また、中空層が真空になっているので、冬場の結露対策や防音対策にもなります。

スペーシアクール取替

まとめ

夏の暑さ対策として、窓の遮熱対策が需要である点、お分かりいただけたかと思います。

お家で過ごす時間が増えがちなこのご時世、窓ガラスのリフォームによる遮熱対策で快適なお家時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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